アンティキティー戦争テゼレッターについて書きます
再録禁止カードを使用しなくても組めるのでレガシーしたいけどデュアラン高くて無理ですという人におすすめです(高いカードを使わないとは言っていない)
どんなデッキかというとこんなデッキです
(※私のリストではないです)
引用元
105th KMC Top8 Deck List
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-628.html
※リスト上3枚足りないが、おそらくオパールのモックス3枚
アーティファクトシナジーを主眼に置いたストンピィデッキです
通常のテゼレッターと異なりアーティファクトランドを主体にしてフィニッシャーであるアンティキティー戦争、ウルザの後継カーン、ボーラスの工作員テゼレットの威力を最大にするような構成となっています
この特徴的な土地構成によってレガシーの多色デッキでありながらデュアラン無しを実現しています
初期のリストでは青黒純正2色だったのでアンシーを利用していましたがデッキ構成上、致命的なアンチカードである基本に帰れと無のロッドに触れず即死するため、最近は5色ランドを使ってサイドにディッチャ系を取ることが多いです
チャリスを使用するデッキながら悪意の大梟、アンティキティー戦争、物読み等でブルーカウントを稼ぐことで通常のテゼレッターと同様にFoWを採用できるのが他のストンピィデッキとの大きな差別点です
基本的なプランはチャリス設置→ファクトを並べてPWかアンティキティー戦争でフィニッシュするだけです
各カードの基本的な解説(解説が必要そうなカードのみ)
・アーティファクトランド
アーティファクトシナジー全振りのこのデッキのキーカードです
基本的には青4黒4城塞4の12枚採用が多いです
城塞は不毛を喰らわずテゼレットで破壊不能5/5にすると一部のデッキでは対処できなくなるため非常に強力です
・5色土地(産業の塔、空僻地等)
前述の通り青黒を出しながらサイドのディッチャ系カードを使うために5色土地を使用します
産業の塔と空僻地は基本的には好みの問題ではありますが、初手ランド空僻地のみのハンドをキープできないことと、産業の塔は難題の予見者の無色マナ源にもなるので産業の塔を優先でいいと思います
・その他土地
アカデミーの廃墟や発明博覧会のようなアーティファクトシナジーのある土地が採用されます
アカデミーの廃墟はバリスタや大梟や破壊されたチャリスを繰り返し使いまわすことでデッキの粘り強さが大きく上がるため採用をお勧めします
・歩行バリスタ
アンティキティー戦争3章下では+1/+1カウンターを使い切っても5/5なのでアタック前にチャンプブロッカーをどかしてから殴れることを覚えておくといいです
・粗石の魔道士
このデッキではアーティファクトランドやチャリス、歩行バリスタなどを必要に応じて持ってこられる柔軟性が高いサーチカードになりデッキの安定化に貢献します
・物読み
チャリスを利用するため青の基本ドローであるブレストポンダーが使えない部分を物読みで補っています
このデッキではチャリスの上から使える1マナ2ドローになるので非常に強力です
・アンティキティー戦争
このデッキの中核で適当にアーティファクトランドを置いてるだけで十分な打点が期待できます
メインからエンチャントを破壊できるデッキは少ないためメイン戦は妨害されにくく信頼性が高いフィニッシャーです
サイド後はREBやディッチャが入ってくるためやや信頼性が落ちます
一見罠の橋と相性悪いのですが、アンティキティー戦争のサーチがスカらなければドローと合わせて設置からハンドが4枚増えるので意外となんとかなります
・ウルザの後継、カーン
このデッキにおけるフィニッシャーとしてアンティキティー戦争と並ぶ2枚看板です
テゼレッターと言ってますが実態としてはカーンの方が目立つPWで巨大なトークンを次々と生成して盤面を制圧します
例えば1ターン目に2マナランドからチャリス
2ターン目にアーティファクトランドオパモカーンと展開した場合出てくるトークンはすでに4/4です
次のターンにアーティファクトランドを置いてもう1体トークンを出すと3ターン目にして6/6が2体並びます
サイド後もREB系が効かないためアンティキティー戦争よりも信頼性は高いです
・テゼレット
青単のテゼレットが採用されたリストもありますがほとんどの場面で工作員テゼレットの方が強力です
アーティファクトランドでアーティファクト数を稼ぐことが容易なため奥義が通常のテゼレッターよりもさらに強烈です
・窒息
このデッキのシークレットテクです
見ての通り島は1枚も入ってないため青いデッキでありながら一方的に相手にだけ効きます
基本に帰れでハメに来る奇跡を逆にハメ返してやりましょう
他にも血染めの太陽を採用して土地デッキを対策したりと大胆なサイドボーディングができるのがこのデッキの魅力の一つです
デッキの速度はスティールストンピィと通常のテゼレッターの間くらいの感覚で、有利不利はビートダウンやミッドレンジ系には優位でコンボに不利が多い形です
ブン回りの爆発力は十分にありレガシー環境でトップメタのデッキと互角に戦えるポテンシャルはあります
2マナランドとFoWがあればモダンの親和パーツを元に組めるのでレガシーデッキの中では安価な方だと思われます
レガシーでFoWを使いたいけど青いデュアランが高すぎて青いデッキが組めないという人はこのアンティキティー戦争テゼレッターを組んでみてはいかがでしょうか?
再録禁止カードを使用しなくても組めるのでレガシーしたいけどデュアラン高くて無理ですという人におすすめです(高いカードを使わないとは言っていない)
どんなデッキかというとこんなデッキです
(※私のリストではないです)
3rd Place
Player Name:Yamaguchi Takuya
Deck Name:テゼレッターはイイゾ!!
Deck Designer:
Main
4 《悪意の大梟/Baleful Strix》
3 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
2 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
4 《Force of Will》
4 《アンティキティー戦争/The Antiquities War》
3 《物読み/Thoughtcast》
3 《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
3 《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
2 《毒の濁流/Toxic Deluge》
2 《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《溶接の壺/Welding Jar》
4 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
4 《教議会の座席/Seat of the Synod》
4 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
3 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
2 《産業の塔/Spire of Industry》
1 《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
1 《裏切り者の都/City of Traitors》
1 《伝承の樹/Tree of Tales》
Side
3 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
2 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2 《漂流自我/Unmoored Ego》
1 《窒息/Choke》
1 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1 《クローサの掌握/Krosan Grip》
1 《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
1 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《発明の領事、パディーム/Padeem, Consul of Innovation》
引用元
105th KMC Top8 Deck List
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-628.html
※リスト上3枚足りないが、おそらくオパールのモックス3枚
アーティファクトシナジーを主眼に置いたストンピィデッキです
通常のテゼレッターと異なりアーティファクトランドを主体にしてフィニッシャーであるアンティキティー戦争、ウルザの後継カーン、ボーラスの工作員テゼレットの威力を最大にするような構成となっています
この特徴的な土地構成によってレガシーの多色デッキでありながらデュアラン無しを実現しています
初期のリストでは青黒純正2色だったのでアンシーを利用していましたがデッキ構成上、致命的なアンチカードである基本に帰れと無のロッドに触れず即死するため、最近は5色ランドを使ってサイドにディッチャ系を取ることが多いです
チャリスを使用するデッキながら悪意の大梟、アンティキティー戦争、物読み等でブルーカウントを稼ぐことで通常のテゼレッターと同様にFoWを採用できるのが他のストンピィデッキとの大きな差別点です
基本的なプランはチャリス設置→ファクトを並べてPWかアンティキティー戦争でフィニッシュするだけです
各カードの基本的な解説(解説が必要そうなカードのみ)
・アーティファクトランド
アーティファクトシナジー全振りのこのデッキのキーカードです
基本的には青4黒4城塞4の12枚採用が多いです
城塞は不毛を喰らわずテゼレットで破壊不能5/5にすると一部のデッキでは対処できなくなるため非常に強力です
・5色土地(産業の塔、空僻地等)
前述の通り青黒を出しながらサイドのディッチャ系カードを使うために5色土地を使用します
産業の塔と空僻地は基本的には好みの問題ではありますが、初手ランド空僻地のみのハンドをキープできないことと、産業の塔は難題の予見者の無色マナ源にもなるので産業の塔を優先でいいと思います
・その他土地
アカデミーの廃墟や発明博覧会のようなアーティファクトシナジーのある土地が採用されます
アカデミーの廃墟はバリスタや大梟や破壊されたチャリスを繰り返し使いまわすことでデッキの粘り強さが大きく上がるため採用をお勧めします
・歩行バリスタ
アンティキティー戦争3章下では+1/+1カウンターを使い切っても5/5なのでアタック前にチャンプブロッカーをどかしてから殴れることを覚えておくといいです
・粗石の魔道士
このデッキではアーティファクトランドやチャリス、歩行バリスタなどを必要に応じて持ってこられる柔軟性が高いサーチカードになりデッキの安定化に貢献します
・物読み
チャリスを利用するため青の基本ドローであるブレストポンダーが使えない部分を物読みで補っています
このデッキではチャリスの上から使える1マナ2ドローになるので非常に強力です
・アンティキティー戦争
このデッキの中核で適当にアーティファクトランドを置いてるだけで十分な打点が期待できます
メインからエンチャントを破壊できるデッキは少ないためメイン戦は妨害されにくく信頼性が高いフィニッシャーです
サイド後はREBやディッチャが入ってくるためやや信頼性が落ちます
一見罠の橋と相性悪いのですが、アンティキティー戦争のサーチがスカらなければドローと合わせて設置からハンドが4枚増えるので意外となんとかなります
・ウルザの後継、カーン
このデッキにおけるフィニッシャーとしてアンティキティー戦争と並ぶ2枚看板です
テゼレッターと言ってますが実態としてはカーンの方が目立つPWで巨大なトークンを次々と生成して盤面を制圧します
例えば1ターン目に2マナランドからチャリス
2ターン目にアーティファクトランドオパモカーンと展開した場合出てくるトークンはすでに4/4です
次のターンにアーティファクトランドを置いてもう1体トークンを出すと3ターン目にして6/6が2体並びます
サイド後もREB系が効かないためアンティキティー戦争よりも信頼性は高いです
・テゼレット
青単のテゼレットが採用されたリストもありますがほとんどの場面で工作員テゼレットの方が強力です
アーティファクトランドでアーティファクト数を稼ぐことが容易なため奥義が通常のテゼレッターよりもさらに強烈です
・窒息
このデッキのシークレットテクです
見ての通り島は1枚も入ってないため青いデッキでありながら一方的に相手にだけ効きます
基本に帰れでハメに来る奇跡を逆にハメ返してやりましょう
他にも血染めの太陽を採用して土地デッキを対策したりと大胆なサイドボーディングができるのがこのデッキの魅力の一つです
デッキの速度はスティールストンピィと通常のテゼレッターの間くらいの感覚で、有利不利はビートダウンやミッドレンジ系には優位でコンボに不利が多い形です
ブン回りの爆発力は十分にありレガシー環境でトップメタのデッキと互角に戦えるポテンシャルはあります
2マナランドとFoWがあればモダンの親和パーツを元に組めるのでレガシーデッキの中では安価な方だと思われます
レガシーでFoWを使いたいけど青いデュアランが高すぎて青いデッキが組めないという人はこのアンティキティー戦争テゼレッターを組んでみてはいかがでしょうか?
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